ライト・イン・ザ・ピアッツァ
正直、私は普段おしゃべりなほうでもなく、喧嘩のような場面に立ち会っても、影を潜め・・・
娘を叱るときも、まず説明をしながら、できる限り大きな声を出さない。
会話している人たちの中で発言するのも、緊張するのでなるべく控え・・・
お歌の先生のときだけ、大きな声張り上げて仕事する。といった具合に、、生きております。
しかし、ライトインザピアッツァでの私マーガレットは、独り言を言ったり、声を張り上げたり、
喧嘩したり、がんばったり・・・たくさんのセリフがありました。
どうしたら私とまったく違ったキャラクターであるマーガレットを演じられるんだろう・・・
いったいどうしたものかと思っていました。
かつて、オペレッタ協会でご一緒させていただいた役者さんがあるとき
「演技は盗め」と教えてくださいました。
そして、今回なぜかその時のご一緒していた今は亡き、、木月京子さんを思い出しました。
舞台上での動きや話しっぷり、今でも目に焼き付いてはなれません。
今回の私の役をもし木月さんがされたら、どうやるだろう。ってたくさん想像しました。
自分の理解を超えている部分を埋めるためには
マネでもいい。とにかく、やれるだけのこと、やってみないと。と。でも
なかなか真似なんて簡単にできるものではありません・・・
それでも、やり続けました。本番が近づくにつれ、
真似をしているうちに、なぜ、それを自分がそのように
やっているのか、ということが逆に見えてきました。
最終的には、そりゃ、失敗もあったり、音の出るきっかけを多少間違えたり
照明のいつもあたっている場所にたどり着けなかったり、帽子のかぶり方が
中途半端だったり、とてもシリアスなシーンで、ベルトが外れかかっていたり。。。
命かけていた部分ではお客様にはまったく伝わらず、3公演とも撃沈した部分があったり
数えるときりがないほど、失敗はありましたが
でも、舞台上で自分がやっている演技は自分で納得できるものとなっていました。
そしてこれは、自分ひとりでやっているんではないということが、身にしみて分かった今回の公演・・・
指揮や演出は言うまでもなく、衣装、メイク、照明、音響、小道具や大道具他大勢のスタッフ、キャスト、アンサンブル、オーケストラ、全員がいて、ひとつの演目を作ってるんだ。そして、その人たちを支えている家族、あと、一番大切な、見に来てくださるお客様。
感謝でいっぱいになりました。
写真はやまのようにあるのだけど、でも、すべて心の中にしまっておきます。親子として共演させていただいた
奥村育子ちゃんとの楽屋でのツーショットだけアップしておこう。
とにかく、とても素敵なカンパニーでした。ありがとうございました。
ご無沙汰しています。
こちらには初めてコメントします。
お元気にご活躍されていて嬉しいです。
同時に東京での公演が中々無いのが寂しいです。
昨年の、Iちゃんとの母娘共演も、観たかったです。
今回の公演は、珍しい役だったのですね。
行けなくて残念‼︎
これからも、お元気で、ご活躍下さい。
ブログ楽しみにして、訪問させて頂いています。
47衣さま コメントをありがとうございます。お名前がわからなかったので、こっそり教えていただけると嬉しいです!!
今回のミュージカルは、いままでにない苦労がありましたが、その分大変やりがいもあり勉強にもなりました。今年は、4月26日に文京シビックでのコンサートがあります。また、江戸川区のほうでも、秋に予定しています。
オペレッタやミュージカルなどの舞台となりますと、遠くて稽古にいけないということがあり難しいのですが、そのような要素を取り入れて一人芝居を入れたコンサートができたらなとも考えています!!
ブログ、いつも気にしてくださって、ありがとうございます。がんばって更新してまいります〜〜!!